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一橋大学 大学院教授 檜山敦先生をお招きしてZOOM座談会を開催しました 2024年7月19日(金) 

上記座談会にて、まず先生から「これからのテクノロジーと社会」というテーマで、テクノロジーを活用した高齢者の社会参加を促進する新しい取り組みについてお話をいただきました。

 具体的には、高齢者を含む地域住民、企業、行政が協力して問題解決を目指す「リビングラボ」や、その一環として檜山先生が開発された高齢者の社会参加支援ツール「GBER(ジーバー)」を例に挙げ、具体的な取り組みや成果についてご紹介くださいました。

 続いて参加者から多岐にわたる質問や相談、問題提起が寄せられました。主な内容は以下のとおりです。

• シニアコミュニティが会員交流ツールを低コストで利用、あるいは構築する方策についての相談

• 高齢になってもキャリアを諦めずに仕事を続けるためのアドバイスのお願い

• エストニアのように政府が率先してデジタル化を推進している国と比較して、我が国は、特に高齢者に対するデジタル化対策が遅れていることに関する問題提起

• 積雪地域が抱える独居老人宅 除雪困難問題の具体的な解決策提示のお願い

• 高齢者が社会貢献を始めたくても、最初の一歩を踏み出せない現実の問題提起

 先生は、これら一件一件に丁寧にお答えいただきました。また、具体的な解決策として除雪時の装具の紹介までしてくださいました。今回は、高齢者であってもテクノロジーの力を利用して社会と繋がり、自身の持つ能力、時間を活かして社会に貢献し続けられる、生き甲斐のある未来を実感する機会になりました。 檜山先生に心から感謝申し上げます。                                     (ハッシー記)          

 

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