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[No.3258] 父の日の丸 投稿者:さんらく亭  投稿日:2017/04/19(Wed) 17:16
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父の日の丸
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みなさん こんにちは

数年前に「伝承館」に出した後どこかに仕舞い込んで行方知らずになってたのが最近断捨離の際に出て来たので改めてご披露します。

亡父(明治32〜昭和62)に終戦間際の昭和20年3月に召集令状が来て応召するとき、職場や知己の人達から武運長久を祈って寄書きされた日の丸です。吉田松陰の詩を囲んだ寄書きで筆頭の「辰馬汽船社長 山縣勝見」氏は当時の上司で戦後の吉田内閣で厚生大臣になった人物。右隅に「応召 昭和20年3月25日」とあります。

当時亡父は神戸市内で46才の会社員。「俺みたいな年寄りに赤紙が来るとは日本ももうアカンな」と呟いたそうな。私は母や弟妹と田舎へ疎開中で中学校の寄宿舎に居たとき、職員室へ呼び出され校長からそのことを知らされました。後で知ったことですが行く先は外地ではなく、青森県弘前にある捕虜収容所の副所長としてでした。汽船会社で貿易や海上保険の仕事で英語が多少はできるというのが理由だったと聞きました。戦後に上司である所長(陸軍中尉)はBC級戦犯に指定され横浜での国際軍事裁判にかかったそうですが幸いにも父は免れて比較的早期に復員してきたときの様子は今でもよく覚えています。

この日の丸は大切に持ち帰ったようですが秘かに隠してたので家族の誰も知りませんでした。死後かなり経ってから偶然に発見したものです。庶民の昭和史の一端を物語る記念の品として保管したいと思っています。

      さんらく亭@甲子園


[No.3259] Re: 父の日の丸 投稿者:男爵  投稿日:2017/04/22(Sat) 19:41
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さんらく亭さん、 みなさん こんにちは

> 亡父(明治32〜昭和62)に終戦間際の昭和20年3月に召集令状が来て応召するとき、職場や知己の人達から武運長久を祈って寄書きされた日の丸です。......右隅に「応召 昭和20年3月25日」とあります。

> 当時亡父は神戸市内で46才の会社員。「俺みたいな年寄りに赤紙が来るとは日本ももうアカンな」と呟いたそうな。......後で知ったことですが行く先は外地ではなく、青森県弘前にある捕虜収容所の副所長としてでした。汽船会社で貿易や海上保険の仕事で英語が多少はできるというのが理由だったと聞きました。

無事に帰られて良かったですね。

父親が戦死して、母子家庭となった人たちが身の回りにたくさんいます。

その人たちの中から、靖国神社肯定論があります。


[No.3260] Re: 父の日の丸 投稿者:さんらく亭  投稿日:2017/04/23(Sun) 12:03
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男爵さん、こんにちは

> 無事に帰られて良かったですね。

有難うございます。
捕虜収容所で残虐行為がなかったか調べられたが、捕虜に対する扱いは紳士的だったことを米兵自身が証明してくれたので助かったそうです。上司の収容所長も法廷で無罪になったと聞いています。

> 父親が戦死して、母子家庭となった人たちが身の回りにたくさんいます。
> その人たちの中から、靖国神社肯定論があります。

私の身内にも日露戦争以来、今次大戦までの戦没者遺族が何人か居ます。
遺族にとって靖国は再会と慰霊の場であって「論」の場ではありません。
静かに参拝したいところです。


        さんらく亭@甲子園


[No.3261] Re: 父の日の丸 投稿者:Pan  投稿日:2017/04/23(Sun) 22:36
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さんらく亭さん、みなさん こんにちは

> この日の丸は大切に持ち帰ったようですが秘かに隠してたので家族の誰も知りませんでした。死後かなり経ってから偶然に発見したものです。庶民の昭和史の一端を物語る記念の品として保管したいと思っています。

 この写真を見てはっとしました。

 国防婦人会の人達が千人針を集めておられたのと同時期でしたね。
 さすがに千人針には一度も参加した事はありません。

 当時は未だ中学生でしたが拙い文字で署名をしたことが何回かあります。

 私より七歳年上の叔父は軍需工場に勤務していましたが、その旗は準備
していました。

 敗戦の数日後、この叔父に会っ時、「戦争に行かなくて良かったね」と
言ったら、本気で怒られことを覚えています。

 なぜ覚えているかというと、その後数年経って、その叔父も覚えていた
のでしょうね、敗戦とっさの時には本気でそう思ったけれど、少し経った
ら行かなくて良かったとしみじみ思うようになったと謝ってくれました。

 彼はもう90歳を越しているとと思いますが、多分その旗は今も持って
いると思います。

    ***** Pan *****